抗えない運命

ポケモンの考察など。

【SMシングルS3使用】UB式トリルコントロール積みサイクル【最高2035】

初めまして、れとるばと申します。

シーズン3でUB統一パを使ってレート2000を達成したので、記念に構築の紹介をしたいと思います。非常に長くなってますが、よかったら最後までご覧ください。

 

f:id:rtlvpoke:20170523062458p:plain

 

~経緯~

まず、UB統一を使うに至った経緯について簡単に説明を。

①S2でステロ展開からの剣舞カミツルギやボディパージテッカグヤを使い、ステロ+ビブストで能力を上げて抜いていく爽快感にハマる

②ビブスト中毒になる

これパーティ全部UBなら超楽しいのでは?

…と、こんな流れでUB統一の使用が決まりました(?)。

 

~構築概要~

構築コンセプトは、ウツロイドでステロを撒き、エースのUB達で積み技を使ったりビブストを発動させ能力を上げて相手を倒していく、所謂「積みサイクル」です。前項で述べたようにビブストを発動させ全抜きすることに快感を覚えたのと、単純に今の環境でUBのみで普通にサイクルを回して戦うのはほぼ不可能ということもあり、このようなコンセプトになりました。相手を倒すだけで能力を上げることができるのが普通の積みサイクルには無いUB固有の特徴です。積み技を使う余裕が無くても、相手を倒して能力を上げることで、ステロ撒きが仕事を終え散っていった後の数的不利な状況も十分取り返すことが出来るという強みがあります。

…しかし、 UB統一でやっていくに当たり、どうしようもないポケモンが存在することに気づきました。バシャーモです。UBでは炎+格闘の範囲の高火力技を誰も受けることができず、加速により自動的にSを上げられ一方的に崩壊させられてしまいます。一応、バシャーモを強くメタった型(例:ウツロイドに耐久振り+Zサイキネ、テッカグヤにオッカ+エアスラなど)を使えば対処は出来るかもしれませんが、それでは汎用性に欠ける上に、他のポケモンの攻撃やステロなどの削りで消耗すれば対処できなくなりますし、それでバシャーモを倒せたとしても本来任せたい仕事を遂行できなくなったり、構築の幅が狭まったりします。

そんな天敵であるバシャーモを自然に対策でき、パーティと相性の悪くない技は無いかと探していたところ、ウツロイドトリックルームを使えることに気づきました。これを採用することにより、バシャーモの加速に対し切り返しが出来るようになったのに加え、相手のパーティや選出を見てトリル展開をするかどうか選択して戦うことができるようになり、戦術の幅が広がりました。

しかし、課題となるのがターン制限です。トリルを張ったはいいものの、うまくターン数を稼がれてトリルを切らされ、そこにバシャリザガモスを始めとするUB統一に対し一貫性が非常に高い炎タイプ(+αの範囲を持つポケモン)を繰り出されて起点にされるなどしたら壊滅してしまいます(一応ウツロイドを大事に温存しておくなどすれば対処は出来なくもないが、かなり厳しい)。

そこで必要になってくるのがトリルを上手くコントロールすることです。相手パーティや選出、対面しているポケモンなどによってトリルが必要かまず判断し、トリルを張った場合は切れるまでの流れを計算しつつ、(これらについては後述します→)トリルが切れるターンにボディパージをしたり、トリルの残りターン次第では必要に応じてあえて自らターンを消費し自分のポケモンを倒してもらい後続を死に出しするなど、上から殴られてはならない相手に対し、トリル下非トリル下のどちらかで常に相手の上を取り続けることが必要になってきます。

以上のように、ただ選出や〆筋を考えるだけでなく、必要ならばトリルを都合の良いように絡めつつ、どう試合を勝利に運んでいくか考えるのもこの構築において重要な要素の一つです。

…そのようなことから、構築名は「UB式トリルコントロール積みサイクル†」としました。(「生存リレー」とかも考えた。)

前語りが長くなりましたが、構築解説へ入りたいと思います。

 

~構築解説~

以下常体になります

 

f:id:rtlvpoke:20170514210248p:plain

f:id:rtlvpoke:20170517113643p:plain

(すまんな…)

 

◆個別紹介◆

※最高レート到達時のものです

 

f:id:rtlvpoke:20170517080047g:plain

ウツロイド@気合の襷

特性:ビーストブースト

性格:臆病

実数値:185-x-99-147-151-170

努力値:H4 / B252 / S252

技構成:パワージェム / めざめるパワー地面 / ステルスロック / トリックルーム

 

調整

BS極振り。

HB:特化ミミッキュの無限暗夜+影うちを高乱数耐え

   特化メガリザードンXのニトチャ+ドラクロをほぼ確定耐え

   ステロ+特化バシャーモの飛び膝を81.3%耐え

C:めざ地で161-172ギルガルドの身代わりを確定で破壊

S:最速

 

ステロ撒き+αの仕事をしてもらう場作りのウツロイド。特殊な構築や、炎受けが要らずステロもトリルも必要ないと判断したパーティ以外には基本必ず選出していた。

持ち物は行動保証のための襷だが、リザXのニトチャに対して後出しが出来るようしたり、対面ミミッキュに対し暗夜+影うちを耐え確実にステロ+化けの皮剥がしの仕事が出来るよう耐久振り(大抵剣舞から入られる)。Sはリザガモスを抜くためには必須で、できるだけ多くの相手の上から行動したい他、ガブなどのスカーフ判定もしたく最速。配分上仕方ないことだが、ビブストでSが上がってしまうのはトリルとはアンチシナジーな上に活きる機会があまりなかった。

技構成はリザやガモスを始めとしたUB統一で辛い炎に撃ちたいパワージェム、ガルドやドランに身代わりを張られると厳しくなるためそれを破壊したり、ジバコ、グロスクチートなどの鋼へ削りを入れられるめざ地を採用。それに加え、後続の抜き性能を補助したりリザガモス入りには絶対に撒かなければならないステルスロック、最後にバシャーモ対面で使ったり、相手の積み技への切り替えし、こちらの展開をするためのトリックルーム

使い方としては先発で繰り出し、ステロ+目の前の相手に削りを入れて切っていくのが基本的だが、ステロを撒いた後残りの展開を全て後ろに任せる訳にはいかないと判断した場合(例:相手がPTがヒトム入りで、ステロ込みでも後ろ2枚でヒトムを突破できるか怪しい選出をしていたり、スカーフ持ちであった場合など)、温存してサイクルを回すこともある。対面している相手が自分より速ければ(メガメタグロスゲッコウガなど)、トリル→ステロと入って裏に繋ぐことが多い。また、先発フェローチェで雑に荒らしていくような選出をした場合、フェローチェを倒した相手に対し死に出しして襷を盾にトリルを展開するなど、控えに置いて切り返し要員的な使い方をすることもあった。

C無振りのめざ地でガルドの身代わりが確定で壊せるはずだったが、毒みがガルドはSに振っているものの存在しか知らず、穏やかと思われるガルドの身代わりを壊せなかったのは辛かった。

とにかく炎が重いUB統一では貴重な存在で、上から殴ることで対処するしかないリザ、ガモスに大幅な削りを入れてくれるステルスロックはこの構築において無くてはならない技であった。

 

f:id:rtlvpoke:20170517110045g:plain

フェローチェ@命の珠

特性:ビーストブースト

性格:控えめ

実数値:146-x-58-207-57-203

努力値:B4 / C252 / S252

技構成:気合玉 / 虫のさざめき / 冷凍ビーム / めざめるパワー地面

 

調整(ダメ計は珠込みのもの)

CS極振り。

C: 気合玉でH252-D4メガクチート確定

  気合玉でHD特化ヒードランナットレイ確定

  気合玉でH244ポリゴン2確定

  気合玉+さざめきでH252-D4クレセリア確定

  ステロ+C↑冷ビでH252メガリザードンY確定

  ステロ+C↑気合玉でH244ウルガモス確定

  冷ビ×2でHD特化カバルドンをオボン込みで確定

  めざ地で無振りメガゲンガーに107~127ダメージ

  めざ地で無振りカプ・コケコを低乱数(37.5%)

  めざ地で無振りメガルカリオを中乱数(62.5%)

  (火力目安)

S: ミラー意識で振り切り

 

高速アタッカー枠。先発に置いて、速さという名の行動保証(?)を盾に荒らすだけ荒らしたり、ステロ展開からのエース、フィニッシャーまでこなす超速コックローチお姉さん。

バシャやナットドランに守るで膝を透かされるのを嫌ったのと、メガゲンガーへの打点となるめざ地を自然に採用できたり、威嚇や接触ダメを気にしなくていい特殊型での採用。性格は火力重視のほかビブストでCを上げたいため控えめ、仮想的への必要火力を確保するため持ち物は命の珠。

技構成はメインウエポンでありなるべく撃ちたくない気合玉、クレセ、バナ、ヤドランなどへの打点となるさざめき、竜や地面に撃つ冷ビ、メガゲンガーを役割対象に出来たりビブスト発動後は気合玉を撃ちたい相手に安定して撃てるめざ地。

対面では勝てないリザやガモスはウツロイドで流し、ステロダメ+ビブストが発動した後の攻撃で吹き飛ばす。バシャーモは2連守るを決められずに気合玉を当てれば対面で勝つことが出来る(最速は無理)。メガゲンガー対面は交代の隙を作りたくなく、大抵蜻蛉読みで普通に殴ってこないので1発で落とせないがめざ地で突っ張る。ギルガルド入りにはダメージレースが選出単位で厳しくなることが予想されるので極力選出しないようにした。

特殊一本型というのは読まれず、威嚇やゴツメを気にせずバンバン技を撃てたり、物理受けを回答としていたり守るで膝割りダメを稼ごうとしてくる相手に刺さったり、物理型では倒しづらいゲンガーやバナ、ヤドランなどを役割対象と出来て受け志向の構築を崩すことができるなど、利点は結構あった。

余談だが、Sを201まで落としてその分努力値をBに回せば珠ダメ×2+メガルカリオのバレパンを最高乱数以外耐えるようになるのでそっちでも良かったかもしれない。

 

f:id:rtlvpoke:20170520034755g:plain

カミツルギゴツゴツメット

特性:ビーストブースト

性格:陽気

実数値:151-214-152-x-59-171

努力値:H132 / A100 / B4 / D60 / S212

技構成:リーフブレード / 聖なる剣 / サイコカッター / 剣の舞

 

調整

A:ゴツメ+サイコカッターでB4ガッサを最低乱数以外1発

   ゴツメ+リーフブレードでH4ミミッキュを高乱数1発(87.5%)

   ゴツメ×2+聖なる剣でH4メガガルーラ確定

   ステロ+A↑聖なる剣でB4メガリザードンX確定

   ステロ+A↑サイコカッターでB4メガリザードンY、H4ウルガモス確定

   ステロ+A↑↑サイコカッターでH4ボルトロス確定

   サイコカッターでB4ゲンガーに140~166ダメージ

   サイコカッターでB4メガゲンガーに112~134ダメージ(ステロ込みで75%の乱数)

HB:特化マンムー地震+礫を確定耐え(目安)

HD:特化テテフのサイキネを最高乱数以外耐え

S:最速ウツロイド抜き

 

S1から使っていて、謎の信頼を置いているゴツメ剣舞カミツルギ。物理受けではなく火力補佐や半減技に繰り出し不意の削りを入れるのためのゴツメ。ガルーラの猫に合わせて繰り出し聖剣で縛れるようにしたり、サイコカッターと合わせて襷ガッサを倒したり、グロスハッサムとの撃ち合いに強くなるなどの利点がある。

役割は抜きエースや対受けループ、低速サイクルなど。

技構成はメインウエポンのリフブレ、鋼に撃つ聖剣、襷ガッサにゴツメ込みで勝てるようにしたりリザY・ガモス・レボルト・バナ・ドヒドイデへの最高打点として使う他、受けループのゲンガーに交代読みで撃つサイコカッターに加え、抜きエースや崩しをするために必須の剣舞。

受けループや、ブルルドランドヒドイデなどの所謂オタクサイクルを崩す駒として大いに活躍し、技の通りが良いパーティに対してもよくエースとして選出した。

パーティ単位で電気(ボルチェンの一貫)が辛く、カミツルギ入り選出でトリル展開をすることは殆ど無いこともあって、コケコやスカーフ電気などの高速ボルトチェンジ使いにはいいようにサイクルを回されて不利になるため、それらがいた場合選出は控えた。また、マンダや(受けループ以外の)メガゲンガー入りなど、勝てない+起点にされてしまうポケモンが見えたら、それらが来ないと確信出来ない限り選出はしたくない。ギルガルド入りはフェローチェ以上に厳しい。そして、バシャーモには繰り出された時点で試合が終了するのでバシャ入りには絶対選出しないようにした。

カミツルギはS1から使い続けているが、尖った種族値や独特の耐性、崩し性能の高さが気に入っていて調整や型の考察のしがいがあり、本当に楽しいポケモンだと思う。

 

f:id:rtlvpoke:20170520034828g:plain

テッカグヤ@ハガネZ

特性:ビーストブースト

性格:控えめ

実数値:173-x-123-174-121-113

努力値:H4 / C252 / S252

技構成:ラスターカノン / エアスラッシュ / 大文字 / ボディパージ

 

調整

CS極振り。

C:ZラスターカノンでD4コケコ確定

   エアスラッシュでD4バシャーモ確定

   ステロ+C↑エアスラッシュでD4メガリザードンY確定

   ウツロイドのめざ地+大文字で167-131までのメガメタグロス確定

S:準速。ボディパージ1回で準速スカーフサザンドラ抜き

 

このパーティの核とも言えるボディパージテッカグヤ。バシャ・ナット・カグヤ・グロスカミツルギ・バナなどに打ちたい飛行技、炎技を自然に採用できる特殊型での採用。高速アタッカーとトリルアタッカーの二つの面を持っている。

技構成はタイプ一致のラスカ+エアスラ、鋼への打点として大文字というシンプルかつ単体性能が一番高くなる攻撃技に加え、Sを大幅に上げ高速アタッカーとなれたりトリルが切れた後も相手の上を取り続けることができるようになるボディパージ。火力が足りないため性格は控えめでC特化、ボディパージ後準速スカーフテテフや最速1加速バシャ、準速スカーフサザンまで抜けるようSも振り切った。持ち物はコケコを1発で倒すことができたり、ラスカを特殊最大打点に出来、ここぞというところでぶちかましたり、足りない火力を補い強引にビブストを発動させる引き金となるハガネZ。

クレセやポリ2などの超耐久の数値受け、一部の苦手なポケモン(ドラン、サンダー、ヒートロトムなど)入り以外の主流のサイクルパにはめっぽう強く、ボディパが読まれないこともあってコケコランドグロスやマンマン系統、カバリザやバンドリなどにイージーウィン出来たり、ボディパ後(orトリル下)であればバシャーモを逆に役割対象と出来るほか、スカーフテテフや化けの皮の剥げたミミッキュを起点にすることも出来るため、非常に環境に刺さっているポケモンだと感じた。数値受けで止まるが、一応耐久ポケモンに対してもラスカによるDダウンやエアスラ怯みなどの最低限の崩し要素はある。エアスラで上から怯ませるのが地味に強力で、そのおかげで勝ちを拾えた試合も結構あった。

運用としては仕事を終えたウツロイドや、フェローチェマッシブーンを突破してきたテッカグヤが得意な(or一撃では倒されない)相手に繰り出し、ボディパを積み相手を倒しビブストを発動させていき、全抜きを狙う。トリルアタッカーとして運用する場合、トリルの切れるターンでボディパージをすることで行動回数を変えずに上から殴り続けることが出来る。エースの中でも選出率は最も高く、このポケモンを通す選出をするのが一番勝ちやすかった。

相手の控えにリザードンがいると考えられる場合、この型のカグヤではステロ+ビブスト未発動の攻撃でリザードンは落とせないため、ボディパをするタイミングでリザードンを後出しされると厳しくなってしまうので、こいつでリザ入りを倒すのであればラス1に残し、テテフやミミッキュなどに死に出ししてリザへの交代を誘発させない(ボディパ+ビブスト発動を確実に決められる)状況を作ることが必要であった。リザに限らず、相手の後続に一撃では倒せない+返しの一撃で倒されてしまうポケモンがいる場合は、そのように立ち回りビブストを上手く発動させる必要があった。ちなみに技威力は半減Zラスカ>等倍エアスラであるため、命中も考慮するとビブスト発動後ステロが入ったリザードンへ安定して撃ちたい技は前者である。

 

f:id:rtlvpoke:20170520034853g:plain

マッシブーン@ジメンZ

特性:ビーストブースト

性格:意地っ張り

実数値:189-210-160-x-85-113

努力値:H52 / A252 / B4 / D92 / S108

技構成:アームハンマー地震、冷凍パンチ、身代わり

 

調整

A:Z地震でH252ギルガルド確定

   ステロ+A↑アムハン(冷凍パンチ)でB4メガリザードンY確定(90ダメージ~)

   ステロ+A↑地震でB4カプテテフ高乱数(87.5%)

   ステロ+冷凍パンチでH252メガボーマンダ確定

HD:C特化ギルガルドのシャドボを被弾後、確定で身代わりが出せるだけのHPが残る

S:準速ギルガルド抜き

 

トリルアタッカー兼、構築で重いギルガルドの処理班。この枠は1800中盤までは後に紹介するアクジキングを使っていたが、トリルアタッカーとしての火力不足が目立ち、ギルガルドメタグロス入り以外には全くといっていいほど選出機会がなく、どうにかならないものかと思っていたところ、マッシブーンでもZ地震ギルガルドに勝てることに気づき、パワーがあって抜いていくアタッカーとしての適性も高いこちらに変更することに(タイプ相性とは)。

技構成はメインウエポンでありトリルと地味にシナジーのあるアームハンマー、ガルド、グロスや炎に撃つ地震、マンダへの打点&起点回避のための冷凍パンチに加え、ガルドのキンシやトリル下でバシャの守るに合わせて使いアドを取るための身代わり。持ち物はガルドやメガメタグロスをワンキルするためのジメンZ。

努力値はガルドをZ地震で飛ばすためAは特化(一応209でも足りる)、ガルドのキンシ読みで後出しした際にシャドボを撃たれてしまった場合への保険として次のキンシ読みで身代わりが確実に出せるHPを残せるよう耐久に振り、ガルドを相手にする場合は非トリル下で上から殴りたいため、出来るだけ多くのガルドを抜けるよう余った努力値をSに振ったら丁度準速ガルド抜きに……というかなりギルガルドを意識した配分。

使い方として、普通のアタッカーとして選出する場合は基本的にトリル運用になる。理由はテッカグヤとは違い自力でSを上げる手段が無いのでコケコやリザードンなどを死に出し(or蜻蛉ルチェン等で無償降臨)されるだけで厳しい試合になってしまうから。ガルド処理のために選出する場合は、ウツロイドを倒してきた後のブレードフォルムの状態に繰り出し、キンシ読みで身代わりを張り、Z地震で身代わりを残しつつ突破してビブストを発動させるのが理想的。裏に炎が控えているなどしてウツロイドを切ることに不安が残る場合は、ステロを撒いた後マッシブーンに引くのも一考。

トリル下で運用するにあたり、相手が上手くトリルを切らして最終的に一貫性のあるポケモンを通そうと、ターンを稼ぐべく要らなくなったポケモンを捨てる動きをしてきた場合(例:こちらマッシブーン・裏残りテッカグヤ、相手ガブリアス死に出し・裏カプコケコが見えている、トリル残り1ターン)、トリル下で勝てる対面であっても、そのまま倒してしまったらトリルが切れS関係が逆転した裏のポケモンに全滅させられてしまうので、身代わり連打や適当に削りを入れるなどして倒してもらい、こちらの非トリル下で動くエースを死に出ししていくということが必要であった。このような動きや、テッカグヤの項で紹介したトリルが切れるターンにボディパージをすることなどが、冒頭で述べた「トリルを都合の良いように絡めつつ戦う」ということである。マッシブーンをトリルアタッカーとして運用するにあたり、ストレートに3タテする場合以外はよく上記のようなことが起こりえるので、裏には速さで切り返すフェローチェテッカグヤを大抵置いていた。

 

f:id:rtlvpoke:20170520034912g:plain

デンジュモク@食べ残し

特性:ビーストブースト

性格:臆病

実数値:177-x-91-193-105-148

努力値:H148 / D108 / S252

技構成:10万ボルト / めざめるパワー氷 / 瞑想 / 身代わり

 

調整

H:16n+1

D:余り

S:最速。ドランやギャラを抜くついでにミミッキュと同速

 

高耐久ポケモンや数値受けを潰す枠。レヒレやポリ2、カグヤやクレセドランなどを起点に瞑想を積み身代わりを残しつつ突破し、全抜きするのが理想。

技構成はメインの10万、2ウエポンになるので電気+氷の範囲がいいと思いめざ氷、蛍火の爆発力はないが火力と同時に耐久を上げることができる瞑想に加え、耐久を上げてから張ることで相手の特殊技を耐えられるようにするほか毒々や宿木を空かせる身代わり。持ち物は最初はカムラのみで、上げた耐久で身代わりを残しつつCとSも上げて全抜きを狙おうという型だったが、それらを全て実現するというのがなかなか困難で、せっかく瞑想を積んでDを上げカムラも発動させても、身代わりがなければ物理先制技に縛られてしまうというのが弱かったため、Sを上げるのは諦め瞑想身代わりと相性のいい残飯に落ち着いた。

主に受け志向のパーティや、耐久ポケモンが重くその周りもこいつで崩せそうと判断した相手などに選出する。カグヤやポリゴン2ドヒドイデ入りなど、基本選出ではやや面倒な数値受け、耐久ポケモン入り+技の通りが良いと判断したパーティに対し出していくことが多い。

基本的に耐久ポケモンを起点に展開していくため、相手が死に出ししてきた自分より速いポケモンに対しては身代わりと瞑想で上げたDが行動保証となる。

裏には耐久ポケモンを突破した後の掃除役となるフェローチェテッカグヤを置くことが多かった。

 

(おまけ)

f:id:rtlvpoke:20170522194436g:plain

アクジキング@アクZ

特性:ビーストブースト

性格:勇敢

実数値:307-159-105-x-73-56

努力値:H68 / A188 / B252

技構成:噛み砕く / 地震 / アームハンマー / 身代わり

 

調整

A:Z噛み砕くでH252ギルガルド確定

   ステロ+地震で無振りバシャーモ高乱数

HB:バシャーモの飛び膝蹴りを最高乱数以外耐え

   無振りギルガルドの聖剣を2耐え

   特化メガガルーラの猫+捨て身を耐える

   特化メガガルーラのグロウ+秘密まで耐える

S:最遅ギルガルド抜かれ

 

過去の戦友。成り行きに関してはマッシブーンの項を参照。

炎や鋼に撃ちたい地震とガルーラ等に撃ちたいアームハンマーを採用するため物理型。

トリル下で上からZ噛み砕くでガルド確1、トリルが切れても下から地震でガルド確1とギルガルドに対してはやたら得意顔。

耐久は意外にありバシャの膝を耐えたり、ガルーラと撃ち合えたりする。

運用の仕方はマッシブーンとほぼ同じだが、ギルガルドに対してもトリル展開をしていくのが異なる点。

ガルドに繰り出すと引かれることも多く、アクジの苦手な相手が出てきてサイクルを回さなければいけなくなるので、交代を誘わないという点でもマッシブーンの方が使いやすかったなぁって・・・。

 

~選出や立ち回り~

よくある選出パターンや運用法について。

ウツロイドフェローチェテッカグヤ

f:id:rtlvpoke:20170522205752p:plainf:id:rtlvpoke:20170522205758p:plainf:id:rtlvpoke:20170522205802p:plain

コケコランドグロスや、マンマンナットレヒレなど、ステロを撒いてフェローチェテッカグヤを通していけば勝てる普通のサイクルパにはこれ。レヒレに役割集中して最後はカグヤを通すとか、フェローチェが一番刺さってるからカグヤを雑目に切って削れた相手をフェローチェのビブストの起点にするなど、選出の時点で誰をフィニッシャーにするかある程度考えることが大切。

また、初手のウツロイドが対面しているポケモンによって何を押すか、どうやって試合を展開していくか考える必要がある。コケコランドグロスを例にすると、コケコの場合ボルチェンでグロスバック読みでトリルから入り、ステロは要らないのでめざ地でグロスを削り退場、カグヤを死に出しして大文字を撃ち、ひたすら殴り続けトリルが切れるターンにボディパージをする。グロス対面は陽気前提でトリルから入り、バレパン切りを祈りつつめざ地を撃つ。ランド対面は何を押してくるか分からないので、取り合えずステロから入る、等々。

 

フェローチェウツロイドテッカグヤ(マッシブーン)

f:id:rtlvpoke:20170522205758p:plainf:id:rtlvpoke:20170522205752p:plainf:id:rtlvpoke:20170522205802p:plain

フェローチェの通りが良く、ステロ撒いて云々よりも初手に出して殴っていく方がいいと判断した場合や、カバルドン展開が面倒だったりする場合にはこれ。フェローチェの死後ウツロイドでトリルを展開し、テッカグヤマッシブーンで殴りにいく。

 

ウツロイドカミツルギテッカグヤ

f:id:rtlvpoke:20170522205752p:plainf:id:rtlvpoke:20170522223808p:plainf:id:rtlvpoke:20170522205802p:plain

テテフやミミッキュに厚くしたい場合やガッサ入り、フェローチェの苦手な先制技持ちが多かったりカミツルギの苦手なゲンガー、コケコ、マンダ、ルカリオなどがおらず技の通りが良い場合。カバリザなどに多い選出。ウツロイドカミツルギの順は逆の場合も。

 

ウツロイドマッシブーンテッカグヤ(フェローチェ)

f:id:rtlvpoke:20170522205752p:plainf:id:rtlvpoke:20170522224344p:plainf:id:rtlvpoke:20170522205802p:plain

トリルマッシブーンからのボディパカグヤorフェローチェを通していく選出。ルカリオグロスゲッコウガカイリューなどの、フェローチェの技範囲で殴りたい相手が多いけども先制技持ちが辛かったり、耐久が心許ないと感じた場合にはこの選出。マッシブーンが倒されるなら誰に倒してもらうべきか選出段階である程度目処をつけ、そのポケモンテッカグヤフェローチェどちらで対処するか考えて選出を決める。また、ギルガルド入りに対してはおおよそこんな選出になる。

 

ウツロイドデンジュモクテッカグヤ(フェローチェ)

f:id:rtlvpoke:20170522205752p:plainf:id:rtlvpoke:20170522224909p:plainf:id:rtlvpoke:20170522205802p:plain

テッカグヤなどの耐久ポケや数値受け入りで、他のメンツもデンジュモクの攻撃で崩せそうだと判断した場合。

 

フェローチェカミツルギテッカグヤ(マッシブーン)

f:id:rtlvpoke:20170522205758p:plainf:id:rtlvpoke:20170522223808p:plainf:id:rtlvpoke:20170522205802p:plain

ガルクレセなど、ステロが要らず、ウツロイドが荷物になると判断し、なるべくパワーのあるメンツで固めたい場合など。ポリクチにも似たような選出になることも。

 

フェローチェカミツルギデンジュモク

f:id:rtlvpoke:20170522205758p:plainf:id:rtlvpoke:20170522223808p:plainf:id:rtlvpoke:20170522224909p:plain

受けループや、オタクサイクルなど。実は特殊フェローチェではラッキーが厳しいのでステロを撒くためのウツロイドにすることも。

etc…

 

~辛いポケモン、並び~

ギルガルドマッシブーンの選出がほぼ確定する。

キノガッサカミツルギを出さないと1体もっていかれる。

スカーフ電気勢→電気の一貫が丸裸で上からのボルトチェンジや電気技がとにかくきつい。選出画面で見分けがつかないこともあり半分切っている。

辛い並びとしては、ガッサ+ガルドなどの要対策ポケモンが同居していて選出を狭められたり、「テッカグヤを通していきたい相手なのにドランが辛い、じゃあカグヤを倒してきたドランをフェローチェで起点にしよう」と思ったもののドラン以外にはフェローチェの通りが悪いなど、エース2枚がかりで相手の構築を崩す算段が立てづらいパーティ。

 

~総括~

ここまでの長文に付き合ってくださり、ありがとうございます。

日本語が不自由であったり、ポケモン用語の履き違え等ありましたらすみません。

当初のコンセプト通り、UB統一でビブストを発動させて戦う爽快感を味わいながらプレイすることができ、とても楽しかったです。

苦手な相手や辛い並びに対し、お祈りプレイングをしながら戦わなければならない場面もありましたが、やりたいことをやりながら自分だけの勝ち筋を通していくというのは気持ちのいいものでした。

突然の思いつきから始まった、半分おもしろチャレンジ的なUB統一でしたが、まさかのレート2000を達成することができ、とても満足しています。

統一パを使うのは初めてですが、パーティで共通している弱点や、重いポケモンなどを認識し、それを補うための特殊な戦術や、変態型などを生み出して戦うことの面白さに気づくことができ、良い経験になりました。

これからも色々な構築や型の考察を通して、楽しみながらポケモンと向き合っていけたらなと思います。

最後に、この構築の使用ROMであるTNみなづきとマッチングした方々、対戦ありがとうございました。そして、シーズン3お疲れ様でした。

 

f:id:rtlvpoke:20170523000944j:plain

 

何か質問、ご意見などありましたら、コメント欄にお願いします。m(_ _)m

Twitterはこちら→ @